台風の影響で一日順延された千曲川大会。
中越は今季の公式試合で初めてAクラス・Bクラスに2チーム同時出場を果たします。
苦心の2チーム編成によりAチームも今季初先発のフレッシュな選手を起用するなど
いつもとは少し違う新鮮な顔ぶれでの戦いとなりました。
Aチームは、まず9時から大豆島グラウンドで埴生少年野球さんとの初戦を迎えます。
攻撃では初回に相手のミスや下位打者の安打など打者一巡の攻撃で試合の流れをつかむと、
守りではこのところ制球難に苦しんでいた先発投手がコントロール重視で試合を作り、
バックも数多くの内野ゴロを処理した遊撃手を中心に守備陣がしっかりと投手を支え、
難敵の埴生少年野球さんに対して終わってみれば一安打完封の快勝を見せます。
一方のBチームは、10時半から犀川グラウンドで丹波島少年野球クラブさんとの初戦。
初回から相手投手の投球をしっかりと見極めて大量得点に結びつけると
裏の守備では併殺により相手の反撃の芽を摘むなどAチーム顔負けの堂々した試合振り。
主力の4年生バッテリーを中心にこちらも快勝を飾ります。
続く2回戦はAチームが朝陽育成会少年野球さん、Bチームが氷鉋イーグルスさんとの対戦。
残念ながらそれぞれ地力の差が表れた敗戦となりましたが、
A・Bともに大会の2試合を通じて大きな収穫を得ることとなりました。
Aチームはこのところの敗戦続きで沈みがちだったチームのムードを
攻守交替の全力疾走など小さなことから少しづつ変えていこうとする姿勢が見られた一方、
小さなピンチや失策に動揺して意気消沈しがちになるチームの課題も明らかになりました。
Bチームは日ごろの練習だけでは得られないチームで戦う楽しさと敗戦の悔しさを実感しました。
戦う会場は違っても One Team。
それぞれに収穫と課題を得た今季の中越チームの戦いは、いよいよ終盤戦を迎えます。