夏の終わりを告げる涼やかな風が吹き抜ける、犀川沿いの更北運動場。
中越チームはこの日、石毛杯で2試合を戦いました。
初戦の戸倉ファイターズさんとはタイブレークにもつれる接戦の末に
4対2で僅差の勝利。
続く2回戦の育成会松代少年野球さんとの試合は序盤の3点差を一時は逆転するも
最後は4対5でサヨナラ負けを喫し、残念ながら二戦での敗退となりました。
共に接戦ではあったものの初戦は二安打、次戦は三安打に封じられ、
二試合ともに外野へのヒットは僅か1本づつのみという打線の不振。
守備では捕球や送球の失策に判断ミスも重なり一時期の好調さは影をひそめました。
やはり普段の練習でできないこと、練習していないことは試合でもできないモノ。
日ごろのキャッチボールやバント練習から常に100%を目指す心構えの大切さを、
選手一人一人が実感するきっかけになればこの敗戦も貴重な財産となります。
さっそく翌日の練習では厳しいノックに必死に食らい付こうとする選手や、
試合同様の真剣な表情で一塁への送球を繰り返す選手の姿が見られました。
練習を終えた選手からは「きょうのノック練習は楽しかった!」の声。
楽しさと厳しさの先にある未来の勝利を目指しての再出発です。