カルチェ杯小学校対抗軟式野球大会
吉田小学校チームとして出場した中越育成会少年野球クラブ
決勝戦で中越の前に立ちはだかったのは古牧小学校さん
この強豪に対し5対4でサヨナラ勝ちという感動的な戦いで
見事に今季公式戦初優勝の栄冠を勝ち取ることができました!

 

ハラハラとする一進一退の攻防が続いた決勝戦。

先攻の古牧さんが初回に3点を先制すれば、裏の攻撃で中越が小技から一気に4点を挙げ逆転。

続く二回表の古牧さんの攻撃は3本のヒットと四球で同点に追い付き、なおも無死満塁

序盤から試合の行方を左右する大きなヤマ場を迎えましたが、

中越はこのピンチを集中した守りで投ゴロ併殺内野ゴロに打ち取ります。


その後は両先発投手の締まった投球と堅い守りで共に得点を許さない両チーム、
しかし、決勝点を争う最大のクライマックスが最終回にやってきました。

 

古牧さんの攻撃は二死ながら走者を三塁まで進めて打順はクリーンナップ。

三番打者、四番打者が四球で歩き、絶体絶命の二死満塁で迎える五番打者。

ここで初回から力投を続けた先発投手が最後の力を振り絞って投げ込むと、

相手強打者のバットに一球も触れさせずスイングアウトの三振を奪います。


大きく流れを引き寄せて迎えた中越最後の攻撃時は選手もベンチも一体となり最高の雰囲気。

フルカウントから死球を選んだ俊足の六番打者が二盗三盗と駆け回り

最後は相手投手のワイルドピッチで感激のホームに滑り込み、熱戦は幕を閉じました。

日頃はやんちゃな6年生選手たちも大役を果たした安堵感から目には涙があふれ、

その姿を見つめるお母さんたちの目も思わず潤みます。

スタメンで活躍した5年生、4年生たちも誇らしげな笑顔でいっぱい。

この喜びと誇りを胸に、来週からまた27名の選手全員で野球の楽しさを体感していきます。

 

そして・・・素晴らしい対戦相手だった古牧小学校チームさん・・・。

相手が強打者揃いの好チームだったからこそ優勝の喜びも大きなものとなりました。

もちろん古牧さんも今回の悔しさを糧にますます強いチームになることと思います。

いい決勝戦をありがとうございました。